買取品 | 古い映画のパンフレット |
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ご依頼地域 | 東京都練馬区 |
買取方法 | 宅配買取 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフのコメント
古い映画のパンフレットが100冊くらいあるんですけど、買い取りに来てもらえますか?という電話をいただきました。
この「古い」という言葉ですが、人によって様々です。10年位前を古いという方もいれば、50年位前を古いという方もいらっしゃいます。量の多い少ないというのと同様、古本屋としては判断が困るところです。映画のパンフレットで10年前のものと、50年前のものでは全然違ってきます。そこで、詳しくお話を伺うと、50年位前のものだと思うとのことです。
タイトルにどんなものがあるか伺うと、「七人の侍」「ローマの休日」「裏窓」等々、良いタイトルが続々と出てきます。
この内容であれば出張に伺えますが、ご依頼人は引っ越しの準備をしなければならず、今日来てほしいということですが、あいにくスケジュールに空きがありません。そういうわけで、宅配にて送っていただくことにしました。
数日後、小さめの段ボール箱が到着して、中身を確認すると、状態が悪いものもありますが、先ほど挙げたタイトル以外にも、「戦争と平和」「知りすぎていた男」「二十四の瞳」「翼よあれが巴里の灯だ」「去年の夏突然に」等々、良いものばかりです。
後日確認したところ、七人の侍の裏表紙に鑑賞日が記載してあり(記載してあったのは残念だったんですが・・・)その日付を見ると、1954年となっていました。ということは65年も前ということになります。自分が生まれるより前の映画のパンフレットが手元にあるというのは感慨深いものがあります。